おまけ

「・・・・カカシ・・・・」 「ん?」 用意しておいたキレイなタオルでアスマを拭いてやると、ぼそりと話しかけられた。 「もう・・・・こんなこと・・・やめよーぜ・・・。」 それは俺にとって死の宣告だった。すんなり、わかった、なんて言えるわけもなく 「なんで?気持ちよくなかった?」 不安で胸がいっぱいになる。下手な部分あったら俺、直すし・・・ 「そうじゃなくて・・・・。」 今まで見たことないほどに顔を赤くするアスマ。 今まで聴いたことないほど優しい口調のアスマ。 無駄に、言葉の続きを期待してしまう。 「・・・・・足りねーんだよ・・・・。」 「へ?」 「だから・・・・これだけじゃ足りないっつってんだよ!」 あれ?もしかしてこれって素敵な展開じゃない? 何度も読み返したイチャパラみたいにさ。 「よくわかんねーけど、おまえにマジになっちまったんだよ!あー腹立つ!」 「そうなの?腹立つの?」 「腹たってねーよ!!」 アスマ・・・照れくささのあまりに気が動転してるんだね。可愛いとこあるじゃない。 気を取り直して 「今度会ったらガンガン抱かせてもらうからな。」 なんて言ってるけど、ちっとも怖くないし、俺を喜ばしてるだけだよ? 楽しみにしてるよ。 終。
<あとがき> くだらない・・・結局バカップルですかいー! 戻る